(株)日本航空と(株)日本
連日のようにJALの経営再建問題がニュースでやってますね~!
僕が、毎月参加している金融セミナーで、よくこのJALの話題になります。
わずか数年前、ANAもJALも株価は、ほとんど同じで、ともに競争力があったんですよね。
でも、JALがこんな状態になった一番の理由は、企業年金が問題だ、と僕の先生は
言ってます。リーマンショック、世界同時不況とかいろいろと言われてるけど、それでも
ANAは、生き残ってるもんね。
昔一生懸命働いて、企業を支え成長させてきた社員さんたちの年金が、あまりに
高すぎて、現社員が働いて利益を出しても出しても、どんどん上に吸い上げられていく
のが、一番問題だと・・・。
財政面でJALと全く同じ状況なのが、日本だそうです。
相互扶助的な日本の年金制度は、人口が増え続け、GDPも伸び、社会経済全体が
適度なインフレで伸びているときは、何ら問題ないシステムだけど、今現在のように
人口減少がスタートし、おまけにスーパー高齢化により、労働人口が極端に減り出し、
さらに景気がむちゃくちゃ悪い!となると、全く役目を果たさないシステムだ、
と言われました。
年金だけでなく、借金もたくさんあるしね、日本は。
年金記録が5000万人分もない、なんて絶対にありえないと思いませんか?
僕は、国が記録がないから、お金は満額払えませんよ!と年金支払い義務の
責任回避するために、わざわざ、ここ数年のタイミングで発表したとしか思えて
ならないんですよね・・・。
年金問題やベビーブームによる時代の人口増減は、他の先進国も直面した問題。
だけど、日本は江戸時代以降、爆発的に人口が増え、第1次、第2次ベビーブームで、
さらに増え、そして今、極端な角度で人口減少に突入した日本。こんなに極端に
人口が変化しているのは、日本だけだそうです。政府が発表している、人口
分布図は、どんどん逆三角形化してるしね。
政府の方針や相互扶助だけに頼りっぱなしにするのではなく、いろいろと勉強し、
アンテナ張って情報収集を行い、しっかり働いて、ガッツリ稼いで、保全しなといけんね~~!
強く生き抜こう~!