ライディング
たまには、チャリのお話をしましょう~♪
普段、自転車関係の本は全く読まないんですが、先日久々に立ち読みしたら、
とても興味深いページがありました。世界的に有名なMTB専門の写真家の海上さんの
ページでの特集でした。
そこには、二コラ・ブイヨズのライディングのライディングの話が書かれていました。
彼は、あまりに強かったので、よく"天才"とか、"宇宙人"とか表現されてましたが、
人一倍、というか人十倍くらいの努力家で研究家だったようです。
フィジカルトレーニングのみならず、マシンのセッティングからコースのライン取りなどなど
非常に時間をかけて、研究していたそうです。
で、最も興味深い記事は、彼は、ブレーキングのメインは、フロントである!と言っていた
ところです。僕の理論とは、全く正反対です。これには、ちょっとビックリです。
僕の場合、フロントVSリアのブレーキの配分は、3:7くらいで、リアを多様してます。
なので、ブレーキパッドもリアの方が、フロントの3倍くらいのペースでなくなります。
ローターも、フロントはほとんど焼けないけど、リアは、かなり変色するほど焼けます。
ニコ以上に、スムーズに走るライダーをいまだに見たことないですが、彼の走りは、
とにかく音がしないんですよね。そして、転倒しない、ミスをしないって感じでした。
どんなにギャップが大きくても、木の根っこ、石ころなどがあろうとも、まるでアスファルトの
平らな路面を走っているかのような走りをしてました。
よ~く見てると、ほとんど路面に接地してる時間が短く、点で走っているような感じです。
普通、そんな走りをするライダーは、かなりアクションが大きんですが、ニコは、点で
走ってるんだけど、その点と点が、おどろくほどスムーズに結ばれている、という感じです!
海上さんの記事を読んで、今、頭の中でニコの走りを思い出すと、なんとなくフロントブレーキ
重視、という走りが結びつくような気がします。
現在は、サム・ヒルが全盛な時代で、サムの走りも、ちょっと異次元な感じですが、
スムーズさ、確実性という意味では、ニコがはるかに上だな~!って感じです。
きっと、今後も、ニコの世界タイトルの記録を超えるようなライダーは、おそらく出ないん
でしょうが、いろんなライダーのライディングを見てると、本当に勉強になりますね。
全日本まで、一ヶ月を切りました。DHバイクに乗って練習する機会は、皆無ですが、
とりあえず、頭の中では、いつもイメトレしてます(笑)