飢餓との戦い→肥満との戦い！？

人間の進化って、飢餓との戦いなんだそうです。

今でこそ、先進国にいれば、お金を出すと、好きなときに好きなものを好きなだけ

食べれる時代になりました。

狩猟民族の時代は、もちろん、食品を冷凍保存なんてできないわけで、しかも、

必ず決まった時間に決まった場所で、獲物が獲れるとは限らないですよね。

獲物が獲れるまでは、3日も4日もかかったりして・・・・。で、獲れた動物を

食べることによって、それが人間のエネルギーになっていくわけだけど、次にいつ

ご飯を食べれるか分からないから、食べた余分なエネルギーは、脂肪細胞として

体内で蓄えておくことができるように、体が進化していったそうです。

 

都会人は、狩に出るわけではないので、お金を出せば、いつでも好きなものが

食べれます。しかも文明が発達して、なんでも快適で便利な世の中になりました。

現代の食生活、かなりの割合で加工食品を食べてますが、加工食品には、たくさん

の食品添加物が入っています。自然の食材を調理したご飯の栄養成分より、加工食品の

脂肪分やコレステロール分の方が、体に吸収されやすいそうです。

でもって、脂肪をエネルギーに変換する時や、代謝を行なっていくには、ビタミン、

ミネラルが媒介となり、酸素が脂肪を燃やしていくのですが、今の日本の野菜には、

ビタミン、ミネラルってほとんど入ってないんですよね・・・。

残念ながら、島国の日本の土壌には、元々ビタミン、ミネラルが少ないそうです。

 

食生活が欧米化することによって、動物性タンパク質や脂質、糖質を多く摂取するよう

なったにも関わらず、ビタミン、ミネラル、植物性タンパク質、食物繊維は、多くの人が

常に不足しているそうです。食生活の偏りは、腸内が酸化しやすくなり、結果的に、

消化器系のガンが増えているそうです。

 

もう一つ怖いのは、食品添加物、化学調味料系って、舌の感覚がだんだん麻痺して

いくそうです。なので、ハンバーガーが好きな人は、またハンバーガーが食べたい！

濃い味のものをもっと食べたい！サラダに、たっぷりマヨネーズ、ドレッシングをかけたい！

もっともっと醤油をかけたい！というように、調味料に脳が支配されていってしまいます。

 

まあ、食生活、住環境が、太ってください！と言わんばかりの環境なので、やっぱ

意識して、摂生することが大事だと思います。

 

たまには、健康診断に行って、ドクターに見てもらうことも大事ですが、数値的なものより

何よりも、一番大事なのは自分自身の感覚だと思います。自分の体は、自分が一番分かる

ので、健康を維持していくためには、やっぱり食に関しては、誰でも少しは勉強しないと

いけないのかな？なんて思います。

 

今は、食育ブームが、少しずつ定着してきたから、大人より子供の方が、野菜や食に

詳しかったりしますよね！これからも、もっともっと学んで行こうと思っている次第でございます☆

 

近いうちに、肥満予防士の資格のセミナーを受講予定です♪