新年
新年明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願い致します。
毎年、大晦日に行く慈明院というお寺があります。
鐘をついて、ごま炊きを行って頂いてます。
毎年30分程度、住職と先代住職がいろいろとお話しをして頂けます。
昨年の丑年は、「伝染病や疫病がまん延し、多くの命が奪われるかも
しれないから、とにかく健康には気をつけなさい!」
「「欲しい物」と「必要な物」を見極め、今は必要なものだけを買いなさい!」
と言われました。
そんな話を聞いていた直後に、新型インフルエンザがまん延したので、本当に
ビックリでした。
「そして今年、寅年は、変化の年である。」と言われました。
60年前の寅年は、朝鮮戦争が勃発したときだそうです。
山の雑木は、手を入れてあげないと光がいきわたらずに、枝が腐って
枯れていき、淘汰されると。
「残る物と残らない物、大きな篩にかけられる」と。
まずは、居住まいを正すことからがスタートで、家の中をキチッと
整理しなさいと言われました。
「早かれ遅かれ、人はいつか死ぬ。その人の役目が終わった時が、寿命です。
動乱が始まる寅年、背筋を伸ばして精一杯、虎のように生きろ!」という言葉が、
とても印象的でした。
そんな中、昨日の元旦は、とてもお世話になっていた先輩が亡くなり、お通夜に
行ってきました。46歳の若さでした。お通夜の会場は、もうみんなでどんちゃん
騒ぎでした。
親よりも先に逝ってしまうのは、本当に悲しいことやけど、そんな先輩のお父さんが、
一番元気で笑って、「みんなで笑顔であいつを送ってあげよう~!」という言葉に、
涙が止まりませんでした。
自分って、何のために、なぜ今この時代に、この両親の元に生まれてきたのだろう?
と改めて考えさせられます。
不況だとか、問題山積みな世の中ですが、不平不満、愚痴、悪口を言わず、
日々淡々と笑顔で、そして力強く生き抜こう!